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肥満症に関連する記事や肥満関係の論文などの出典をみると、「日本肥満学会」とあることが
しばしばあります。名前からして肥満を学術的に研究しているようだとの推測ができますが、
実際そのような活動をしているのでしょうか?
日本肥満学会は東京を本拠地とし、JAPAN SOCIETY FOR THE STUDY OF OBESITY という英語名まで
ついた学会で、JASSOと表記されることもあります。
肥満に関する学術集会や講演会などを主催したり、肥満関連の学会誌を発行したり、一定の成果を
あげたものにたいして学会表彰を行なったりと、肥満に関連する学問の発展のために寄与しています。
肥満に関する研究をしている学術集会経験者や医師、そのほか評議員などから構成され、
そのほか学会の活動に賛同する企業や個人からの協力も得ています。
肥満が国際問題化している現代でこのように肥満の研究を発展させていく学会の存在価値は
とても大きいといえるでしょう。
日本肥満学会のHPはコチラ→http://wwwsoc.nii.ac.jp/jasso/
日本肥満学会の歴史はすでに30年近くを誇っています。
はじまりは1980年文部科学省の総合研究班会議の中のから肥満を専門に研究、発表するための
ものとして肥満研究会が発足されました。
その後1984年、国際肥満学会議の日本での開催を打診され、日本肥満学会へと発展しました。
6年後の1990年国際肥満学会を成功させるに至ったのです。
30年近い歴史をもつものの、日本肥満学会としての活動のみに焦点をあてると、まだ新しい
学会であるといえるでどしょう。
今では2000名近い会員をもつものになっています。
肥満が社会問題になっている今、日本肥満学会の果たす役割はこれからさらに大きくなっていくと
考えられるでしょう。
肥満が社会問題化しているのは日本だけではありません。
むしろ欧米諸国のほうでは大問題と化しています。
日本肥満学会が誕生する10数年前、イギリスでの肥満のための会議が開かれこれが肥満に関する
最初の会議であるとされています。
1974年に第一回の肥満の国際会議が開催されていこう3〜4年に1度のペースで行なわれ、
1990年の第6回にあたる国際会議は日本の神戸で開催されました。
2006年の時点で10回を数えています。
現在50カ国以上に肥満学会があるとされ、北欧肥満学会や欧州肥満学会など、地域レベルの大きな
学会も存在します。
肥満の問題が国際化する中、国際肥満学会を中心としたこれらの学会は肥満の原因や解消、予防
のための研究を支援、または世の中に広げていくための機関として大きな役割を果たしていく
ことでしょう。
国際肥満学会→http://www.iaso.org/
北米肥満学会→http://www.naaso.org/
欧州肥満学会→http://www.easoobesity.org/
脂肪細胞や肥満を分子レベルで解明しようとすることをアディポサイエンスといいます。
これらを研究を支援し、向上させたりすることを目的としたアディポサイエンス研究会という
研究会があります。
アディポサイエンス研究会は脂肪細胞などの研究の成果を発表し、研究者同士で交流ができるよう
に1996年に設立された新しい研究会です。
糖尿病や肥満、食欲に関する公演会などもあり、積極的な活動がなされています。
日本肥満学会ほどまだ有名ではありませんが、これからその存在を大きくしていくことは
間違いないといえるでしょう。
アディポサイエンス研究会→http://www.adiposcience.com/shushi.html