HOME >> あなたの知らない肥満の話
肥満の話をしていると、脂肪が憎くて仕方なくなってくることでしょう。そう、肥満が問題視
されるのはただ体重が重いことではなくて、脂肪が蓄積されているからなのです。
ましてや内臓脂肪なんて聞きたくもない!なんて人もいることでしょう。
内臓脂肪はそれこそ重大な病気に関わる因子でもあるのですから。
それでも人間の体に脂肪がつく仕組みがあるということは、なんらかの面で必要だからだと
いえます。脂肪の「本当の」意味を考えてみましょう。
脂肪は保温や断熱の効果があります。冬、もし脂肪がなかったなら寒くてとても動けません。
事実太った人はやせた人に比べて冬でも薄着であることが多いですよね。
そしてこれは意外かもしれませんが断熱の効果もあるのです。暑い日差しや熱に体の中身が
直接さらされることのないようガードしているのです。
ガードという点ではクッションの役割も果たします。体全部が骨ばった脂肪のないつくりだったら
転倒したときのケガはものすごいことになるでしょう。細胞も傷つきやすくなるに違いありません。
そのほか脂肪の役割として代表的なものが、エネルギーを貯えることです。体はいざというときに
そなえて日頃からエネルギーを脂肪という形で貯えます。これは生きるためには必要なことです。
こういった働きのおかげで食事を2,3日抜いても生きていられるのです。しかし不幸なことに
このことが肥満をも生み出すのです。飽食の時代と呼ばれる現代においてはたくわえるエネルギー
が多すぎなのです。
加えて交通機関の発達や情報網の発達は運動不足を招きました。
生きていくために作られた働きが今肥満という形になって命を脅かしているのです。
何事もほどほどにが肝心なようです。
「飲みすぎるとビール腹になるよ。」なんてよく言いますよね?
ではビール腹とはいったいどんなお腹なのでしょうか?
アルコールを日常的に飲む人は、そうでない人に比べ男性で約110kcal、
約女性で60kcal 1日あたりの摂取カロリーが多いといわれているからです。
またアルコールによる肥満の問題点はその肥満が内臓脂肪型肥満であるということです。
内臓脂肪型肥満は生活習慣病に直結する恐ろしい肥満です。
しかし酒は百薬の長とも呼ばれ、適量のお酒は心地よい睡眠をもたらしたりと精神的にもよい
ものであります。ではその適量とはどのくらいでしょうか?
1日の適度な量とは純アルコールにして20gと言われています。飲んだお酒の量(重さ)に
そのお酒のアルコール度数をかければだいたいの純アルコールの量が出ますが、いちいちそれでは
ちょっと面倒ですよね?
目安としては、ビールであれば中びん1本といったところでしょう。
薬といえども摂りすぎは体に毒です。適量のお酒で肥満を予防しましょう。
肥満の人のイメージというとこれまた言いにくいのですが、汗かき、そして臭そうというのが
あります。なぜかこういったイメージが抱かれているのですが実際のところどうなのでしょうか?
マンダムが行なった研究で肥満とワキのにおいに相関関係はなく、また汗かきとワキのにおいにも
相関関係がないことが示されました。つまり、肥満=臭い というイメージは間違っていたのです。
こういった間違ったイメージは汗は臭いというイメージと肥満の人は暑がり=汗をかきやすいと
いうイメージがどこかで変な形で結びついたと考えられます。
これを聞くとなんだか今まで肥満の人に対して失礼だった気がします。
ワキのにおいをはじめとする様々なにおいの正体は加齢であったり、遺伝であったり、食生活で
あったりでこれという決め手はまだ見つかっていないようです。
肥満の人、臭いというレッテルなんて取り払ってこれからは堂々としてください!
ただし、肥満そのものは自慢ではないですからね。
飽食の時代と呼ばれる昨今、肥満は世界中で問題になっているようです。
現在世界の人口はおよそ65億人と言われています。
そしてその25%近くにあたる16億人がBMIが25以上の過体重といわれているのです。
世界中を見回して、4人に1人が太りすぎなのです。
さらに5%ほどがBMI30以上の肥満といわれています。これはかなりの割合です。
この事実はただ肥満が多いということにとどまりません。
肥満で悩んでいるかどうかは別として、肥満の人がこれだけいる一方、
食べ物がなくて苦しんでいる人も世界にはたくさんいるのです。
その数5億人。肥満も本当に苦しいかもしれません。しかし食べるものがないのはもっと苦しい
はずです。肥満、肥満と世の中で言われている中、こういった人たちがいることも忘れては
なりません。
食べすぎで困っている私たちなんて、本当はとても幸せなのかもしれません。
アメリカは肥満大国として有名ですよね。ファーストフードに脂っこい食べ物を想像すると
致し方ない気もしてきます。
ここで気になるのが世界の肥満状況です。本当にアメリカは肥満大国なのか、日本はいったい
どのくらい肥満の国であるのか、色々と気になるところです。
WHOのデータをもとにしたアメリカフォーブスの「世界の肥満度ランキング」なるものが
存在します。それを見てみましょう。
「世界の肥満度ランキング」( )内はBMIが25以上の人の割合
1位 ナウル (94.5%)
2位 ミクロネシア諸島 (91.1%)
3位 クック諸島 (90.9%)
4位 トンガ (90.8%)
5位 ニウエ(ポリネシア)(81.7%)
6位 サモア (80.4%)
7位 パラオ (78.4%)
8位 クウェート (74.2%)
9位 アメリカ (74.1%)
10位 キリバス (73.6%)
アメリカって意外と9位なんだ。。。ってあまり知らない国ばかりなんだけど。
そう思った方もおられるでしょう。上位はほとんど南国の島々が占めてしまったようです。
そういえばテレビとかで見たことありませんか?常夏の島に住むふくよかな人々を・・・
ハワイ出身の力士が多いのも納得ですね!?
ちなみに日本は163位の22.6%で、先進国の中では最も少ないです。しかしもう今は
どこまでを先進国というべきかそのラインがあいまいですが。
22.6%と言っても年々その数は増えていますし、肥満に関する問題は複雑化しています。
世界を知って己を知る。ではありませんが、今のうちから気をつけておきましょうね。
例えば長寿で有名な沖縄県ですが、実は肥満の人の割合が日本で最も大きいのもこの沖縄県なの
です。肥満は様々な病気をもたらすので、長寿とはほどとおい関係にある気がします。
なんとも不思議な感じですね。
これを聞くと、果たして自分の住んでいるところは全国的に見てどのくらい肥満の人が多いのか
気になりますよね。
2004年に社会保険庁によって出されたデータがあるのでそれを見てみましょう。
1位 沖縄 (26.1%)
2位 青森 (22.7%)
3位 徳島 (22.2%)
4位 宮城 (21.8%)
5位 福島 (21.4%)
6位 茨城 (21.2%)
7位 栃木 (21.2%)
8位 大分 (21.1%)
9位 秋田 (21.1%)
10位 岩手 (21.0%)
11位 鹿児島(21.9%)
12位 北海道(20.7%)
13位 愛媛 (20.7%)
14位 香川 (21.6%)
15位 高知 (19.9%)
16位 千葉 (19.7%)
17位 熊本 (19.5%)
18位 宮崎 (19.4%)
19位 長崎 (19.2%)
20位 山形 (19.2%)
21位 鳥取 (19.1%)
22位 広島 (18.9%)
23位 佐賀 (18.8%)
24位 岡山 (18.6%)
25位 群馬 (18.6%)
26位 富山 (18.5%)
27位 埼玉 (18.4%)
28位 兵庫 (18.3%)
29位 滋賀 (18.2%)
30位 奈良 (18.1%)
31位 福岡 (17.8%)
32位 島根 (17.8%)
33位 神奈川(17.7%)
34位 山口 (17.6%)
35位 和歌山(17.3%)
36位 山梨 (17.2%)
37位 石川 (17.0%)
38位 三重 (16.9%)
39位 長野 (16.8%)
40位 福井 (16.7%)
41位 愛知 (16.7%)
42位 岐阜 (16.5%)
43位 静岡 (16.1%)
44位 新潟 (16.0%)
45位 京都 (15.3%)
46位 大阪 (15.2%)
47位 東京 (15.1%)
沖縄県が頭ひとつ飛びぬけているようですね。その後は少しずつの割合で推移しているようですが、
北から南までまんべんなく散らばっていて、どの地方が肥満が、、、とは一概には言えないようです。
ただ、最低に位置する都道府県を見ると、都会には肥満の人が少ないのかなと感じられます。
高齢になればなるほど、肥満になる人の割合も増えていくので、もともと高齢者の数が少ない都会が
肥満が少ないのも当然と考えれば当然ですが・・・
なんとも言いがたい結果ですが、あなたの県は肥満度ランキング何位でしたか?
肥満が原因で病気になる人の数は男性が圧倒的です。これは飲酒・喫煙などの生活習慣、仕事での
ストレスなどそのほかの原因も色々絡んでくるでしょうが、女性に比べ男性の方が肥満の人が多い
のも一因であると考えられます。
まずは、下のランキングで自分の都道府県をチェックしてみましょう。
ここでの肥満とはBMIが25以上の人を対象としています。
1位 沖縄 (46.9%)
2位 北海道(34.8%)
3位 徳島 (34.4%)
4位 青森 (33.7%)
5位 秋田 (33.5%)
6位 茨城 (33.4%)
7位 宮城 (33.2%)
8位 千葉 (33.0%)
9位 栃木 (32.9%)
10位 岩手 (32.8%)
11位 愛媛 (32.8%)
12位 福島 (32.6%)
13位 大分 (32.5%)
14位 鹿児島(32.3%)
15位 熊本 (31.7%)
16位 香川 (31.5%)
17位 宮崎 (30.8%)
18位 埼玉 (30.7%)
19位 東京 (30.7%)
20位 神奈川(30.4%)
21位 兵庫 (29.9%)
22位 山形 (29.9%)
23位 高知 (29.7%)
24位 広島 (29.5%)
25位 長崎 (29.5%)
26位 山梨 (29.5%)
27位 大阪 (29.2%)
28位 富山 (29.2%)
29位 福岡 (29.1%)
30位 群馬 (29.0%)
31位 奈良 (29.0%)
32位 和歌山(28.9%)
33位 石川 (28.4%)
34位 滋賀 (28.4%)
35位 鳥取 (28.2%)
36位 福井 (28.1%)
37位 長野 (28.1%)
38位 愛知 (27.8%)
39位 佐賀 (27.7%)
40位 三重 (27.5%)
41位 岡山 (27.5%)
42位 静岡 (27.2%)
43位 山口 (26.7%)
44位 京都 (26.3%)
45位 岐阜 (26.3%)
46位 島根 (25.5%)
47位 新潟 (25.2%)
女性に続きこれまた沖縄県が1位となりました。約半分の人が肥満ですからこれはすごいですよね。
男性の場合、東京は19位となり、都会の人はやせているというわけではないようです。
新潟県は男女とも肥満の人の割合が少ない県だと言えそうです。
それにしても、最も肥満の人が少ないとされる新潟県でさえ25.2%。
4人に1人は肥満ということになります!これはやや問題ですよね。頑張れ!日本の男性諸君!!
警察官は日頃から体を鍛えていてたくましい・・・そういったイメージを覆されるかのような
驚愕の事実が発表されました。なんと警察官の実に4割が肥満であるということです。
ここでいう肥満とはBMIが25以上の人です。BMIが30以上からが肥満という説もあるので
みんながみんな肥満というのは言いすぎかもしれませんが、BMI25以上が過体重であるのは
間違いなので、標準体重を越えた警察官が多いのは間違いないようです。
都道府県別肥満ランキングにおいて、沖縄県は男女共にだんとつトップですが、警察官でも同じ
結果がでました。その割合なんと52.9%。半分以上が肥満だというのです。
以下、鹿児島県警、警視庁、福島県警と続きますが、これで犯人を捕まえられるのか?と言いたく
なるほどです。実際、検挙率向上のために警察庁が肥満対策強化を指示しているとか・・・
肥満率の一番少ない京都府警でも31.3%という数字ですから、肥満対策強化指令も当然の結果
といえば結果でしょうか?
若い頃警察学校で鍛え上げた筋肉が出世とともに脂肪へと変化してきているのでしょうかね?
肥満は今世界の問題となっています。それはヨーロッパでも同じようです。
EU(欧州連合)加盟国では肥満に対する非常事態宣言ともとれる規制がはじまりました。
欧州委員会が食品企業に対して広告の自主規制を要請したのです。
「食品の宣伝はほどほどにしてくれ。」といったわけです。
まだ自主規制の段階であり、違反に対する罰則や広告の規定にまではいたっていませんが、
今後そのようなことが行なわれないとも限りません。
この背景には、EU加盟国の肥満事情があるようです。なんと成人の半数以上が肥満もしくは
過体重というのです。
これは野菜や果物の消費量が落ち込むという形で食品の消費量に数字であらわれています。
そして体重の増加は子どもにまでおよび、将来の生活習慣病を危惧しているのです。
広告の自主規制をはじめ、脂肪分や砂糖など肥満の原因とされるものの使用の見直しも求めており、
国を越えた肥満対策が始まっているといえます。
地球の裏側では肥満は国レベルの問題として動いています。
日本でも最近は取り上げられるようになってきましたが、まだまだ本腰を入れているとは言いがたい
でしょう。
肥満の問題はアジアにまで広がってきているようです。
経済の成長や食生活の変化によってお隣中国でも肥満が社会問題化しているというのです。
特に、上海や北京といった大都市では児童・生徒の肥満が急増し、なんと0〜3歳児の肥満まで
増えているというのですから驚きです。
これは、経済的に余裕のある若い親たちが子どもに好きなものを与えることにも原因があるよう
です。しかし大都市での児童・生徒の肥満率が20%というのはかなり高いといえるでしょう。
一説にはそれ以上との声もあります。
これに対して中国当局は「ダンス」を必修科目として肥満対策に乗り出しているのです。
ダンスの練習により最低でも1日1回は運動をする機会を与えようとするのが狙いだそうです。
これは体育の時間とは別にダンスの時間として設けられるとのことです。
しかし、この突発的な案は実情を考えておらず、すべての学校において義務化は無理だとの
声が出ているのだそうです。確かに気持ちはわかりますがいきなりダンスをしろといわれても・・・
世界のダンス業界を中国が取り仕切る日も近いといったところでしょうか?
内臓脂肪型肥満は皮下脂肪型肥満に比べてより生活習慣病などのリスクが高くなります。
その中でも特に、糖尿病、高脂血症、高血圧を合併することが多いといわれています。
またこのことで、心筋梗塞、脳卒中などを誘発しやすくなります。心筋梗塞や脳卒中は生命に
直結する恐ろしい病気です。
よって、内臓脂肪型肥満・糖尿病・高脂血症・高血圧の4つを合わせて「死の四重奏」と
呼んでいるのです。
それほど内臓脂肪型肥満は恐ろしいということなのです。決して奏でたくも聴きたくもない
死の四重奏。あなたは自ら奏でていませんか?
今やペットは家族の一員。かわいい洋服に身を包み、美容院で整えてもらう。そういった飼い犬も
最近では増えてきているようです。
ペットをかわいがるのは当たり前のことです。ペット用の食べ物なども豊富にあり、
好みに合わせて選ぶことができます。
それゆえ、今はペットの肥満も問題になっているようです。あまりにもかわいがりすぎて
食べ物を与えすぎたり、室内のみで飼うなどして運動量が減っていることが原因であると
考えられます。
例えば犬の体脂肪率の適正値は20〜25%程度と言われています。
人間とそれほど変わりませんね。しかし病気により動物病院を訪れる犬の3割程度しかこの適正な
体脂肪率を維持できていないといわれているのです。
ペットの肥満も人間と同様、糖尿病や心疾患などの危険性が高まります。
また体重が多いことにより関節への負荷が大きくなり変形を招いたり、皮膚病も多くなるそうです。
本当に愛犬のことを思うなら、健康のことまで気をつけてあげるべきでしょう。
自分の管理が出来ない人に犬の管理はできません。
まずは自分が肥満予防、そして愛犬にも肥満予防です。
肥満はもはや個人の健康を脅かすだけのものではなくなってきているようです。
なんと肥満が出世を妨げるというのです。これはいったいどういうことなのでしょうか
アメリカではすでにこの現象が起こっているというのです。肥満大国としても有名なアメリカ
ですが、肥満は個人の管理不足とみなされます。
自分の体重管理もできない、つまり自分の管理もできない者に他人の管理ができるのか、という
わけです。よって肥満の人は管理職などに昇進できないというのです。
聞いてみてあたっているような、なんかしっくりこないような・・・しかし肥満の原因のほとんど
が自分の管理不足、コントロールできなかったことにあります。
肥満はあなたの人生とあなたの家族の行く先を決めるひとつの指標になっている
ということでしょうか?
ブタ・・・鼻をヒクヒクさせながら動き回る姿は愛らしいものですが、ブタとは肥満お代名詞の
ように使われます。
それはなぜでしょう?なんとなく見た目が丸いからでしょうか?
そういえば私たちはブタの体のことなんて知らずに肥満の代名詞として使っていました。
興味深いことにブタの体脂肪率は14%ほどしかないという説があるのです。
14%といったら文句なしで「ヤセ」です。ブタブタ言ってたけれど、実ははるかに体脂肪率が
高い・・・なんて人もかなりの数いるのではないでしょうか?
これには諸説あって18%という人もいれば26%くらいはあるという人もいます。
それでも26%なのですから、肥満の代名詞として使うには少々失礼な気がします。
これはまさに「見た目」で判断している証拠ですね。これでは「隠れ肥満」も見逃してしまい
そうです。
タバコと肥満は一見関係のないようにみえます。
直接的ではないものの、実は肥満と関わりがないともいえないのです。
タバコをやめると空腹感を感じ、食欲がでるといわれています。
これが積もりに積もって肥満につながりかねないというのです。
しかし、タバコはタバコで生活習慣病の原因として敵視されています。
そしてそのタバコをやめたら太るというのですから、これではたまったものではありません。
タバコをすっていてちょっと太り気味の人はますますタバコをやめたくなくなってしまいます。
ただし必ずしも太るわけではありません。肥満を言い訳にして禁煙を諦めることだけはしないで
くださいね。
肥満は生活習慣病の原因とされ、世界中で問題となっています。
ところが今問題になっているのは肥満だけではありません。
「ヤセすぎ」も同じように問題になっているのです。
ヤセすぎモデルがファッションショーへの参加を禁止された話はつい最近のことです。
モデルは若い女性への影響力が強く、そのからだへの憧れも強くなります。
ヤセすぎモデルの急増は拒食症や過食症などの摂食障害をもつ女性を増やしました。
特に10代という成長期の女性におけるムリな減量は発育にも大きな影響を及ぼします。
ブラジル人喪出るがヤセすぎによって死亡したのを受け、いっそう議論がわきました。
よってBMIが18未満のモデルをファッションショーに出すことを禁止するなどの
措置が取られたりしています。
ヤセすぎは肥満と同じように、病気のリスクを増やします。
肥満でもない、ヤセすぎでもない、標準体重が健康に長生きする秘訣なのです。
戦後の食生活の変化や交通機関の発達、慢性的に運動不足に陥りやすいライフスタイルへの転換は
日本における肥満の人を急増させました。
それに伴う糖尿病などの疾患を抱える人も増え、今で増加の一途をたどっています。
ここで気になるのが日本には肥満の人がどれほどいるのでしょうか?
日本肥満学会が定める基準BMI25以上を肥満とすると、15歳以上における肥満者の数は
およそ2300万人と推定されています(1998年国民栄養調査より)。
日本の人口を1億2000万人とするとおよそ20%、5人に1人が肥満ということになります。
そのうち、男性が1300万人、女性が1000万人で人口の比率では女性のほうが多いので、
男性に肥満者が多いことが伺えます。
BMIの平均は年々増加傾向にあり、それに関連する生活習慣病などの問題は今後ますます
大きくなっていきそうです。
日本の国家財政は決して余裕のあるものではありません。
特に高齢化に伴って介護や医療に関わる支出は増加し続けています。
今や1年間にかかる国民医療費の総額は30兆円ともいわれていて、国家財政を圧迫しています。
このうち、肥満が原因の疾患でかかった費用は、糖尿病で約1兆円、高血圧で約2兆円、
脳血管疾患で約2兆円、心血管疾患で約8000億円と合わせて6兆円近くにもなります。
6兆円といったらものすごい金額です。国民医療費の20%にあたります。
日本の肥満人口が20%といわれているのでその数字とも奇妙に一致しています。
この肥満に関する医療費ですが、肥満をなくすことで約1兆5000億円ほど減らせると
言われています。
肥満をなくすことは、日本の財政の負担を軽減することになるのです。
日本人の「おつきあい文化」は肥満の一因にもなっていると考えられます。
先輩に誘われたら行くのはもちろん、仲のよい友達とも息抜きやコミュニケーションを兼ねて
頻繁に「おつきあい」がなされています。
そしてその場所のほとんどが居酒屋です。お酒を飲むと本音で話し合えたりするんですよね。
アルコールやおつまみが肥満のもとだとは知っていてもなかなかやめるわけにはいかないものです。
新年会にはじまり送別会、歓迎会、花見、バーベキュー、お月見、忘年会・・・
日本人は何かにつけてお酒を飲む機会をつくっているようです。
もうすでに「公式的」なお酒を飲む機会のようです。
人間関係を保つのはとてもよいことです。しかしそれで肥満になるのは考え物です。
おつきあいもほどほどに・・・ですね。
2300万人ともいわれる日本の肥満人口のうち、1300万人は男性であるといわれています。
特に働き盛りといわれる40代の肥満の人の割合は35%にのぼるとも言われています。
20年ほど前までは40代の肥満者の割合は25%程度だったことから、急速に増えているのが
わかります。
働き盛りといわれる年齢ゆえ、仕事が忙しい時期でもあります。よって必然的に運動をする機会が
なくなり、またオフィスワークなどで歩く量までもが減ってきているのです。
さらに、お昼は外食やコンビニ弁当で済ませることが多く、知らず知らずのうちに高カロリー、
高脂肪食になっています。
また肥満の一因ともいわれるストレスを感じている人も増加傾向にあります。
これら個々の要因が絡み合って肥満の原因となっています。
働き盛りゆえに肥満で病気にならないよう、健康管理にも気を遣うべきだといえるでしょう。
マメマメ人間といっても何もマメばかりを食べている人のことを言うのではありません。
コマメな人をいうのです。
ちょっとしたことでも面倒がらずに動いたり、人に頼まずに自分でサッサとやってしまうような
人は生活の中で自然と消費カロリーが増えてあまり肥満しないものなのです。
ある研究で、男女16人に普段より1000kcalを多い食事をしてもらい、さらに2ヶ月間
必要最低限の生活動作以外の運動を禁止しました。
すると、普段からコマメに運動する人は肥満せず、そうでない人は肥満したというのです。
これは面倒くさがり屋にとっては一大事です。自分の性格が肥満の原因をつくってしまっている
のですから。
そもそも適切なカロリーバランスを保っていれば息をきらして汗だくになりながら運動しなくても
そう簡単には肥満にならないものなのです。
摂取カロリーを考えることはもちろん、それに見合ったカロリーを消費することも大切です。
自分でできることは進んでし、ちょっとしたことにも気配りしていると、自然とやせてくるかも
しれませんね。。
(「SCIENCE」January,1999/「日常ながら運動のすすめ フィットネスクラブ無用論」
長野茂著 講談社+α新書)
いびきの原因のひとつに肥満が挙げられます。
いびきは、舌がノドに落ちたりするために、空気の通り道が狭くなり呼吸のたびにノドが振動する
ことで起こります。
肥満の場合、ノドもまわりにも余分に肉がついているために空気の通り道を狭めます。
よって肥満はいびきの原因にもなるのです。
いびきは一緒に寝ている者にとってはかなり迷惑なものです。
しかしいびきは空気の通りが悪くなっているために起こるので、いびきそのものはあまり問題では
ありません。
気づかないうちに大切な人の睡眠を阻害してはいませんか?