肥満克服道場 女性、子供の肥満もまかせなさい!

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子どもの肥満

 肥満はいまや大人の問題だけではなくなってきました。
かつては成人病と呼ばれていた、糖尿病などの疾病が生活習慣病という名前に変わったのも、
子どもの肥満が増え、糖尿病などにかかる子どもが増えてきたからです。

 食生活の変化はもとより、交通手段の発達、生活様式の変化は子どもたちの運動の機会を減少
させていきました。そしてテレビゲームなど、家の中で遊べる道具も子どもたちが外へ出ることを
阻害していきました。

 受験戦争は塾通いや夜食の原因となり、ストレスによる過食もうみました。
これらの状況があいまって、標準体重を越える子どもが増えてきたのです。

 学童の10人に1人が肥満とも言われています。子どものときに肥満になると、大人になっても
肥満になる確率が80%と言われています。

 また大人になってから肥満になるよりも肥満の解消が難しいと言われています。
子どもの肥満を見直す時期がきたといえるでしょう。

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子どもの肥満はなぜいけないのか?

 恵まれた食生活に、テレビゲーム、塾、、、子どもは風の子といった時代を再びみることはもう
ないのでしょうか?

 運動不足と高カロリーな食生活は年々肥満の子どもを増やしています。
子どもの肥満について問題視されていますが、どうして子どもの肥満はいけないのでしょうか?

 最も大きな理由として考えられるのが「生活習慣病」の温床をつくっていることです。
糖尿病、高血圧、高脂血症などの病気のもとを子どものころからつくってしまっているのです。

 実際、すでにこれらの病気を発症してしまっている子どももいます。
成人病という名前が生活習慣病に変えられたのもこういったことからです。

 また、肥満による精神的な影響もありますし、肥満になると運動を嫌い、さらなる肥満を
もたらします。よって運動能力の発達に支障があったり、体への負担が大きくなったりします。

 子どもの頃に肥満になってしまうと、大人になっても肥満になりやすいことも理由のひとつです。
一度肥満になる生活を体験し、肥満になってしまうと、大人になったときに再び繰り返しやすく
なるのです。

 肥満になって苦しむのは子どもです。かわいい子だからこそ、食生活管理をしたり運動を促したり
してあげるべきではないのでしょうか?

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子どもの頃の肥満は脂肪細胞を増やす

 肥満というのは、脂肪がたくさんついているということです。
ということは、肥満の人はそうでない人に比べて脂肪細胞が多い、もしくは脂肪細胞のひとつひとつ
が大きくなっているということが考えられます。

 1歳までに肥満になった人は脂肪細胞が多いという調査報告があります。
一度増えてしまった脂肪細胞が減ることはないので、子どもの肥満は将来肥満になる確率をより
高めます。

 脂肪細胞の増加による子どもの肥満が解消するというのは、増えた細胞が小さくなっただけで
なくなったからではありません。
ふたたび食生活が乱れたり運動不足に陥ったときにそれらが復活してくるかもしれないのです。

 子どもが肥満になるかどうかは育てる者によって決まります。子どもの将来のためにも
子どもの肥満、特に乳幼児期の肥満は絶対に避けたものです。

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子どもの肥満の判定 カウプ指数

 大人の肥満を判定する場合、体脂肪率やBMIが多く使われています。
これらの方法は、成人の特徴を考慮した上でつくられた判定方法であり、まだ成長段階にある
子どもにそのまま使うのは適切ではありません。

 子どもの肥満を判定する目安として、「カウプ指数」が使われます。おもに乳幼児に用いられる
指数ですが、次のような式に当てはめます。

         体重(g)÷身長(cm)÷身長(cm)×10

 例えば、体重10kg(10000g)で身長70cmならば、約20.4となります。
この計算方法で20を越えると肥満といわれます。よってこの例では軽肥満といえます。

 まずはお子さんの身長体重を入れて肥満かどうか判定してみましょう。

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子どもの肥満の判定 ローレル指数

 子どもの肥満の判定方法はいくつかありますが、そのひとつがローレル指数による判定法です。
ローレル指数による肥満の判定は、学童においてよく用いられます。

 ローレル指数による肥満の判定は次の式によって求められます。

   体重(kg)÷身長(cm)÷身長(cm)÷身長(cm)×10(7) ←10の7乗

 例えば体重20kgで身長が115cmならば、その値は131.5となります。
この方法では140以上を太りすぎ、160以上を肥満としているので、例は正常ということに
なります。

 10の7乗と聞いてちょっとビックリするかもしれませんが、身長で3回割る計算をしたあと、
小数点を右に7つずらしてあげればよいだけです。

 小学生くらいになったらローレル指数で肥満を判定するのが懸命です。

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過保護は肥満をうむ

 自分の子どもはかわいいものです。ついついわがままに応えてほしいといったものを与えてしまう
ものです。これでは肥満になるのも無理はありません。

 しかしこの場合は親の愛情ということで、そう過剰に食べ物を与えるわけではなくそれほど
肥満の危険も高くはないでしょう。

 もっと危険なのが、母親の不安解消のための行為なのです。育児に不安をかかえていたり、
母親がなんらかのストレスを感じていると、子どもに甘いものやお菓子を与えて、
不満をまぎらわそうとします。

 この繰り返しが、子どもに精神的な不安を食べることで解決する習慣をうんでしまうのです。
子どもの頃のこういった習慣は成人になってからの肥満のリスクをより高めるといえます。

 子どもにお菓子を与えると喜びます。しかし本当に子どものことを思うなら食べ物で心の充足感を
覚えるようなことは避けるべきです。ストレスは自分の肥満だけでなく、子どもの肥満をも誘うと
いうことを考え、ストレスの解消法を見つけておきましょう。

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都会の子どもは肥満になりやすい?

 子どもの肥満問題が深刻化するなか、肥満は特に都会でおきやすいというデータがあります。
都道府県別肥満度ランキングにおいて都会の女性はやせているという結果であったのに、
子どもだけにスポットをあててみると、違った結果が得られるようです。

 国立栄養研究所の調査で肥満児の割合が、東京都の中心、商業地区、住宅地区、工業地区、
農村地区という順に減っていったのです。

 この結果は東京のみにとどまらず地方都市でも同じような結果が得られました。
市役所の周りを中心として、幹線道路沿い、農村部という順に肥満児の割合が減っていったのです。

 これは都会における交通網の発達や食生活の欧米化、農作業など重労働の現象、塾通いなどでの
運動不足が原因として考えられます。

 最近ではこういった傾向は農村部でもみられ、都市だけの問題ではなくなってきています。
子どもの肥満は将来の生活習慣病のリスクを高めます。田舎と侮ることなかれ!
肥満の恐怖はすぐそこにきているのですよ!

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じいちゃんばあちゃん子は肥満になりやすい

 おじいちゃん、おばあちゃんにしてみれば孫は目に入れても痛くないと言いたくなるほどかわいい
ものです。しかしその愛ゆえに孫が肥満してしまうということがあるのです。

 肥満の子どもを家族構成によってわけたところ、祖父母と同居している子どものほうが肥満が多い
という結果となりました。

 これは単純におじいちゃん、おばあちゃんが孫にお菓子などをたくさん与えたことと、
仮にその状況に気づいても親が口を出しづらいといったことが考えられます。

 おじいちゃん、おばあちゃんは自分の近くに孫をおらせたいがために、子どもの外出の機会を
知らず知らずのうちに減らしているのです。

 孫を愛する気持ちはわかりますが、あまりの溺愛は孫を肥満にしてしまいますよ。

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夫婦円満は子どもの肥満を防ぐ?

 ストレスは肥満の一因でもあります。家庭内でストレスを感じる場面はいくつかあるでしょうが、
子どもにとって一番ストレスになるのは、両親の関係、そして両親との関係です。

 両親の関係が悪いと子どもが肥満になる確率が高いということが報告されています。
これはストレスの発散方法を食べることに頼っていると考えられます。

 また、両親の関係がよくないところでは、子どもに対して過保護になる傾向が強く、
それが肥満の原因ともなっています。

 ただこれはストレスの一面をみただけであって、逆に夫婦円満で仲のよい家族がそれゆえに
食べすぎて肥満してしまうことだってあり得ます。

 この点に関しては、肥満予防のためというより、子どもにストレスをためさせないという観点から
夫婦円満を志したほうがよさそうです。

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肥満児の環境 食べすぎ

 食べすぎが肥満をもたらすことは当然のことです。しかし子どもの肥満に限っては、
食べすぎは子どもの管理能力の欠如というよりは、親の管理に問題があるといえます。

 肥満児が育てられた環境の中でもよくあるのが「食べすぎ」です。
食べすぎを招いた理由としては、子どもの健康のため、愛情表現、家族みんなが多食など
様々ですが、これらを子ども力のみで解決するのは難しいでしょう。

 また、食べすぎや肥満の危険に気づきながら、食べ盛りの子どもに対して食べることをやめさせ
られないなど優しさゆえの食べすぎもあります。

 肥満になって苦しむのはわが子です。そしてわが子の食生活を管理しているのは親であります。
肥満させないということも親の責任といえるのではないでしょうか?

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肥満児の環境 運動不足

 運動不足は肥満を招きます。テレビゲームや塾通いなどにより子どもの運動不足は深刻化して
います。また運動そのものを嫌う子どももふえており、今後ますます運動不足による肥満と
体力低下が問題にされることでしょう。

 その中でも肥満児の家庭環境における運動不足には親による制限が少なくありません。
親からしてみれば子どものことを思ってのことなのでしょうが、結果として子どもの肥満を
招いているのです。

 交通事故や怪我を心配して外で遊ばせない親が増えています。今は少しのすり傷で大騒ぎする
親もいます。確かに、子どもの体は心配ですが、それは同時に肥満という意味で子どもの体を
傷つけている可能性さえあるのです。

 また、勉強をさせる、妹・弟の面倒をみさせるため、留守番のためなど子どもの運動の機会を
制限している要因はたくさんあります。

 最近では子どもが運動を嫌うのを容認して外で遊ばせない場合もあるようです。
いずれも決して子どもが憎いからしているのではなく、子どもがかわいいからこその行動なの
でしょう。

 しかし、肥満に苦しむ子どもの姿も見たくはないはずです。
強制的に運動させる必要はありませんが、ある程度の運動を促すことも親としては必要なことだと
思いませんか?

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肥満児への心理的ケア

 肥満による問題は単に病気になりやすいとか身体に負担がかかるといった、体の問題だけでは
ありません。肥満は子どもたちの心にも問題を生む場合があります。

 例えば、肥満児には運動の苦手な子が多く見受けられます。特に、徒競走や鉄棒、ジャンプに
関連する動きなどは不得意とする子が多いです。

 これにより体育自体をおもしろくないと感じたり、成績によって精神的にダメージを受け
劣等感を感じるようになります。

 また、同級生などからの目を気にするようになり、「ブタ」「デブ」「のろま」といった言葉に
ひどく傷つきます。

 最終的に不登校の原因となったり、人付き合いを嫌うようになったりするのです。
これは極論であるかもしれません。まったく気にしない子もいます。

 しかし肥満は子どもたちへ心理的な影響もあるということを充分理解した上で対処法を考えて
いかねばならないといえるでしょう。

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肥満児の合併症

 肥満は様々な合併症をもたらすといわれていますが、子どもの肥満においても例外ではありません。
大人の肥満と同じように置くの合併症をもたらすので、重い肥満の場合は特に注意が必要です。

 合併症の中でも有名なのが高血圧です。これは肥満により血液を送るのに大きな力が必要である
ことが原因として考えられます。
 
 また、子どもにおいても脂肪肝がみられます。脂肪が肝へついてしまっているのです。
これは体重を減少させることによってほとんどが改善するといわれています。

 肥満によって皮膚が急激に伸ばされることによっておこる皮膚裂線も合併症のひとつです。
皮膚と皮膚の摩擦によっておこる腫れなども肥満が原因です。

 大人の肥満に比べると内臓的な合併症は少ないものの、それでも油断してはならないような
問題も起こります。特に成長期における皮膚の疾患は痛みやかゆみを帯びるだけでなく、
容姿を気にする年齢の子どもたちにはとても大きな心の傷となる場合があります。

 仮に今すぐに合併症が起こらなくても大人になってから発症する危険性がかなり高いといえます。

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